バストアップして、胸を大きくするために必要なことは、まずはバストの元になる栄養をとることです。
残念ながら脂肪分をたっぷりとっても、それでバストは発達してはくれません。
胸を大きくするためには、女性ホルモンの働きが必要だからです。
ホルモンの元になるタンパク質については、前章の《バストアップのために必ず必要な栄養素とは?》
《バストアップして美肌にもなる栄養素とは?》に詳しく記述してありますが、
タンパク質のほかにも、まだまだバストアップに有効な成分がたくさんあります。
そしてこれらは、すべて女性ホルモンに関係している成分です。
食べ物から気軽にとれるものやバストアップサプリメント・ドリンクに含まれている成分など、
それぞれの働きを知って、バストアップのために役立てましょう。
●バストアップに効く成分
- イソフラボン ISOFLAVONE
イソフラボンは大豆胚芽に特に多く含まれるフラボノイドの一種で、ダイゼイン、ゲニステインなど15種類のイソフラボンがあります。
イソフラボンは大豆だけでなく、枝豆や黒豆などの豆製品や葛の根やクローバーなどにも含まれています。また、ジャガイモやニンジンなどの根菜、パセリやほうれん草などの緑黄色野菜、米や小麦などの穀類にも含まれています。イソフラボンには女性ホルモン様作用があるといわれ、これが乳腺組織に刺激を与えるので、バストアップに効果があります。
そしてイソフラボンには女性ホルモンの欠乏を補うとともに、女性ホルモンが過剰な場合は、それを抑える働きもあるのが特徴です。
そのため女性ホルモン過剰が原因とされる乳がんや子宮がん、前立腺がんをはじめ、その他のがんにも効果があるといわれています。大豆に含まれるイソフラボンは0.2%と微量であり、またイソフラボンの効力は本物のエストロゲン(女性ホルモン)と比較すると1000分の1であるため、穏やかに作用するといわれています。
また大豆イソフラボンは吸収されやすいアグリコン型と、吸収されにくいグリコシド型があって、味噌以外の食品はすべてこのグリコシド型で、これらは一度腸内の乳酸菌によってアグリコン型に分解されてから吸収されるといわれています。
大豆が消化吸収が悪いといわれるのはこういうわけなんですね。
でもイソフラボンは、いろいろな食品に含まれているので、バストアップのためには積極的に摂りたい成分です。イソフラボンを含む食品
ガウクルア、大豆、ざくろ、豆腐、豆乳、おから、納豆、味噌、葛の根、クローバー、
じゃがいも、にんじん、パセリ、ほうれん草、豆製品 - ワイルドヤム WILD YAM
ワイルドヤムは北米の中西部から東部、ラテンアメリカやアジアに自生するメキシコ原産の蔓性植物で、日本では野生ヤマノイモとよばれています。
一定の環境でしか育たないため希少価値の高い植物ですが、現在ワイルドヤムに含まれるジオスゲニンという物質が体内でエストロゲン(女性ホルモン)に変換されることがわかり、これがバストアップに効くと注目されています。
このジオスゲニンという物質は、若返りホルモンとよばれるDHEA(デオドロエピアンドロステロン)の前躯体で、ホルモンバランスを整える働きがあるといわれています。ワイルドヤムは、女性ホルモンのひとつエストロゲンを抽出する原料として使用されていています。このワイルドヤムのもつ女性ホルモン様作用が、PMS(月経前症候群)、月経困難症や卵巣、子宮の痛み、骨粗しょう症など更年期症状をやわらげたりし、女性特有の症状を改善するといわれています。そしてバストアップの効果があるだけでなく、肌の代謝を促進させるので美肌効果もあるそうです。
さらにワイルドヤムには抗酸化物質であるサポニンも豊富に含まれています。
- ボロン(ホウ素) BORON
ボロンは、人間の体の中にも、環境にもわずかにしか存在しない微量のミネラルで、カルシウム・マグネシウムの吸収を高める働きがあり、骨をつくるのに必要なミネラルとして知られていました。ところが、この微量ミネラル・ボロンには、血液中のエストロゲン(女性ホルモン)を増やす作用があることも分かりました。
ボロンは血中のエストラジオール(エストロゲンの一種)の濃度を2倍に高めるといわれています。
そして、ボロンは植物性の食品に含まれるせいか、バストの脂肪だけを増やしてくれるそうです。
バストアップにはうれしい成分ですね!ただボロンは熱に弱い性質を持つので、加熱せずに食べる必要があります。
キャベツに含まれていることはよく知られていますが、バストアップ効果を期待する場合には、生で食べるほうがよさそうですね。ボロンを多く含む食品
キャベツ、りんご、ぶどう、なし、桃、大豆、とろろ昆布、わかめ、ひじき、
めかぶ、寒天、ハチミツ、レーズン、アーモンド、ピーナッツ - アマニ種子 FLAX SEED
アマニ(亜麻仁)は、亜麻科植物の種子(仁)のことです。
アマニ種子は、欧州ではシリアルにかけたり、パンやデザートのトッピングなどに用いられています。アマニ種子エキスに含まれるセコイソラリシレジノール(SDG)、ジグリコサイドという成分が、女性ホルモンの働きを補い、乳腺の発達や骨の健康維持、月経困難、更年期障害の諸症状をやわらげたりする効果があるといわれています。
女性のために大活躍してくれそうな成分ですね。またアマニ種子を搾ったものが、アマニ油(亜麻仁油)になります。
ゴマ、アマニともに、リグナンという生理活性物質を含んでいて、ゴマ特有のリグナンはセサミン、アマニ特有のリグナンはセコイソラリシレジノール(SDG)といわれ、このリグナンには抗酸化作用と女性ホルモン様作用があることが知られています。
ゴマには0.6%のセサミン、アマニには1・2%のセコイソラリシレジノール(SDG)が含まれています。アマニは乳腺に働きかける女性ホルモンの活動を活発にするので、
バストアップにも効果があります。 - ザクロ (ざくろ種子) POMEGRANATE
ザクロは、イラン、アフガニスタンなどを原産地とするザクロ科の果樹です。ザクロのなかでも『黒ザクロ』とよばれるものが薬用として珍重されています。血液の汚れを取り去り、体のバランスを整え、自然治癒力を増強する「生命の果実」ともいわれます。
カクテルに使用される「グレナデンシロップ」はザクロのフランス語「グレナチュール」に由来するもので、ザクロ果汁からつくられます。
ザクロにはエラグ酸、酒石酸、クエン酸、カリウムをはじめ、ビタミン・ミネラルが豊富で、抗がん作用や殺菌作用があることが知られています。
女性ホルモンのひとつエストロゲンには、エストラジオール、エストリール、エストロンの3種類がありますが、ザクロの種子中にはエストロン、エストラジオールが多く含まれていることがわかりました。(種子1kg中/エストロゲン17mg)
大豆などに多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモン様作用を促しますが、人間のエストロゲンとは分子構造が異なっています。
一方、ザクロの種子に含まれるエストロゲンは人間のエストロゲンと全く同じ分子構造をしていて同じ作用をするといわれています。ただこの有効成分は種子にあるため、果汁などには含まれていないそうです。
ざくろジュースなどでバストアップの効果をはかる場合は、種子まで搾る必要があります。 - ローヤルゼリー ROYAL JELLY
ローヤルゼリーは、花粉などを食べたメスの働き蜂の体内で生合成され分泌される、乳白色の粘性抽出物のことです。女王蜂だけが食べる特別食で『王乳』または『蜂乳』ともよばれています。
またローヤルゼリーはタンパク質、脂肪、アミノ酸、カリウム、ビタミンなど40種類を超える豊富な栄養素がバランスよく含まれていて、昔から「不老長寿の秘薬」として珍重されてきました。
美容面では肌の新陳代謝を促進し、保湿力を高めたりする働きがあります。
さらにローヤルゼリーは、体内に入るとエストロゲン(女性ホルモン)に似た働きをするといわれているので、ホルモンのバランスを整えたり、バストアップにも効果があります。
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